CAD SOLUTIONS FORUM 2019 開催レポート

イメージ:FORUM2019開催レポート

今年で4度目の開催となるCAD SOLUTIONS(CAD’S)のイベント「CAD SOLUTIONS FORUM 2019」が2019年10月18日大阪、31日東京、そして11月13日にはWebセミナーの形式で開催されました。東京会場・大阪会場ともに満席となり、多くのお客様にご来場いただきました。また、フォローアップラウンジではくつろいだ雰囲気でお飲み物や軽食片手にデモコーナーにお立ち寄りいただきました。
今回初の試みとなったWeb開催では、これまで地理的に参加が難しかったお客様にはじめて参加いただくなど、新しい時代へ向けたCAD SOLUTIONS FORUMの取り組みと熱気あふれる講演内容についてのレポートをお届けします。

各セッションの概要

ご挨拶

株式会社CAD SOLUTIONS
代表取締役社長 常野 誠

フォーラム開催に先立ちCAD’S代表取締役社長・常野より、CAD’Sの順調な事業状況をご報告することで、MICRO CADAM Helix をお使いのお客様が、これからも安心してご利用し続けていただけることをアピールさせていただきました。
また、CAD’S全体の事業として、お客様の課題解決のお手伝いをするPLMソリューションサービス事業に加えて、2Dだけでは難しかったお客様の課題を一次元(1D)加えることで解決に導くSOLIDWORKS事業を新たな3つ目の事業としてスタートさせたことをご報告いたしました。

イメージ:ご挨拶

ゼロからの製品設計に求められる設計力とは?

藤原産業株式会社
代表取締役 藤原 裕雄 様

 Session-1:講演イメージ

東京都南大井に位置する藤原産業株式会社様は、大手メーカー様が自社工場で使われる精密産業機械を全製品オーダーメイドで、「そのお客様向けの製造ライン」の設計から製造までを高い技術力と一貫体制で提供されている精密産業機械メーカー様です。今回は代表取締役の藤原様よりベテラン設計者のお立場で、お客様とのヒアリングを通じてゼロから設計検証や図面化と様々な行程を経て具現化するまでの取り組みについて語っていただきました。またそのような取り組みの過程で設計者に求められる設計技術とは何か?について、長年の経験と実績に基づく理論を披露していただきました。さらにそのような設計技術を後継者に如何にして伝えて後継育成していくか、についても設計者育成の6つのポイントとしてご説明いただきました。講演後のアンケートからは、「大変良かった」「参考になった」「自社の仕事にも考え方を生かしたい」等という声が数多くみられ、経験に裏打ちされた講演は参加者の方からの多くの共感を得られた内容となりました。

新しい時代のMC設計環境をサポートする設計文書管理システム ~ DataServer

株式会社CAD SOLUTIONS
ソリューションサービス本部 永田 佳誠

CAD’Sが提供するローコストPDMシステム「DataServer」について、今年は「新しい時代のMICRO CADAM設計環境」という切り口でソリューションサービス本部の永田よりご紹介いたしました。
“ペーパーレス”をキーワードとして、「図面表題欄 / 部品欄自動連携」や「電子押印付き承認ワークフロー」、「検図用ビューワー連携」、「PDFによる正式図保管 / 他部門への正式図配布」といったMICRO CADAM Helix の図面管理に特化した新たな機能の提供について詳細をご説明いたしました。
セッション終了後のフォローアップラウンジで行われたデモンストレーションでは様々なご質問をいただくなど、多くのお客様がご興味を持たれる内容となりました。

Session-2:講演イメージ

新しい時代をつくるPLMソリューション

株式会社CAD SOLUTIONS
ソリューションサービス本部 本部長 星野 則恒

 Session-3:講演イメージ

CAD’Sの3本柱の事業のうちの一つ、PLMソリューションサービス事業では、データ管理関連、CATIA関連、セキュリティやWeb関連のソリューションサービスを展開しています。
今回はソリューションサービス本部 本部長の星野より代表的な7つのソリューションである「コスト査定」「設計データチェックツール」「DataServer」「3D EXPERIENCE 拠点間の連携」「知的財産保護」「3Dデータ資産活用」「Web開発FW移行支援」について、ソリューション毎に一枚にまとめたホワイトペーパーを用いてご紹介いたしました。

ホワイトペーパーをご希望の方は当ホームページのお問い合わせからご請求ください。
無料でご提供いたします。

新しい時代に即した SOLIDWORKSによるOne more Dimension

株式会社CAD SOLUTIONS
[大阪講演] SW営業部 統括部長 長井 武津夫 / [東京講演] 東営業部 部長 熊木 清久

CAD’Sの新しいビジネス「SOLIDWORKS事業」について、SW営業部 統括部長 長井(大阪会場)/東営業部 部長 熊木(東京会場)よりご紹介いたしました。
近年、従来型の「ものづくり」による価値提供はもちろんのこと、市場や自身のお客様への実体験に基づく価値提供(「コトづくり」を通した価値の創出と提供)が求められている時代へと変化している、と言われており、この変化への対応としてOne more Dimension への挑戦が企業や設計者にとって必須となっていること、そしてこの挑戦を通じて、これまでの製品開発プロセスの中に3Dモデルを利用した新たな価値創出のプロセスを組み込むことの重要さや設計者間・企業間で共通言語となる3Dモデルでのコミュニケーションに基づく協業関係の構築を行うことのメリット等、CAD’SがSOLIDWORKSを選択し、MICRO CADAM Helix をご利用いただいているお客様へご提供する背景やCAD’Sならではの付加価値についてご説明いたしました。

イメージ:Session4

MICRO CADAM Helixロードマップご紹介

株式会社CAD SOLUTIONS
ソリューション開発本部 本部長 三浦 和就

  Session-5:講演イメージ

最新版MICRO CADAM Helix 2020の開発コンセプトと今後のMICRO CADAMの開発ロードマップについて、ソリューション開発本部 本部長の三浦よりご紹介いたしました。
MICRO CADAM Helix 2020では、「新しい時代のMC」を目指すというテーマで開発が行われ、ダークモードのサポート、4Kディスプレイ対応、アイコンデザインの変更などのGUI廻りの刷新と、DXFファイルを直接MICRO CADAMで呼び出し、編集してDXFのまま上書き保存できるDXFダイレクト変換機能などをデモンストレーションを交えてご紹介し、「新しい時代のMC」を印象付けました。また、今後のMICRO CADAM開発ロードマップでは、お客様の大切な資産であるMICRO CADAMの図面を有効活用できるような新たなサービスについて、今後も継続して提供していくことをご紹介し、MICRO CADAMは今後も「変わらないために、変わり続ける」としてこの講演を締めくくりました。

最新版MICRO CADAM Helix 2020のご紹介

株式会社CAD SOLUTIONS
[大阪講演]営業推進本部 営業推進部 市川 博敏 / [東京講演]営業推進本部 営業推進部 柏木 佳代子

このセッションでは、MICRO CADAM Helix 2020の新機能について、営業推進部の市川(大阪会場)/柏木(東京会場)よりご紹介いたしました。
上記の三浦のセッションを受けて、目の負担を軽減すると言われているダークモードや、要素が細かに入り組んだ図面でも、鮮明でクリアな表示が可能となる4Kモニターへの対応、シンプルで見やすく直感的にわかりやすくデザインされたアイコンなど、毎日MICRO CADAM Helixをご利用されるお客様に優しいGUIと、エクスプローラーからDXFファイルを選択することで変換を意識せずにDXFファイルを扱えるダイレクト変換などの詳細をご説明いたしました。
さらに子図編集機能の向上や文字検索・置換機能の向上などお客様からのリクエストも反映した2D作図機能の新機能についても詳しくご説明いたしました。

イメージ:Session-6

MICRO CADAMの新しい取り組み

株式会社CAD SOLUTIONS
営業推進本部 営業推進部 部長 岩永 信吉

最後のセッションでは、発足から3年半が経過、まさに様々な新しい試みにトライ中のCAD’Sの活動について、営業推進部 部長の岩永よりご紹介いたしました。
今年5月末から開始し、定期開催中のWebセミナーの活動報告や、MICRO CADAM Helix 2020より操作メニューから直接リンクで利用できるようになったTutorialの説明、11月下旬から開始したソリューション相談会のご案内、発売以来好評を博している「全文検索システム」「MCH Smart Library」のご紹介、さらに秋からスタートしている3つのキャンペーンについてのお知らせ等、CAD’Sのさまざまな最新情報についてご紹介いたしました。

Session-7:講演イメージ

お客様の声

当日ご参加いただいたお客様にアンケートをご記入いただきました。誠にありがとうございました。 ご記入いただいたコメントの中から、一部をご紹介いたします。

  • 藤原産業様の講演は、業種を問わずすべての仕事に通じる基本であると感じ、自分の在り方を反省させられました。ありがとうございました。
  • 私は3D-CADの設計を行っていますが、CADはものづくりの道具であるということを仲間と話しています。藤原様の構想検討から図面への流れはまさにその通りと感じました。
  • SOLIDWORKSがなかなか浸透しない。MC連携について話を聞きたい。
  • MICRO CADAM開発ロードマップはMCユーザーにとって興味深い内容だと思います。
  • MICRO CADAM2020-R1ではDXF関連の機能が強化されていてい便利そう。
  • FortranやAccessで作成したプログラムの64bit化について相談したい。

お客様の声:イメージ

最後に

CAD SOLUTIONS FORUM 2019にご参加いただきありがとうございました。今年のFORUMは「新しい時代へ」というテーマで開催させていただきました。時代が変わり、OSも変わり、我々の周りには様々な新しい情報インフラや新技術が溢れています。
ともすれば飲み込まれそうな量の情報の海の中で我々は正しく舵を切って、我々と共に歩んでいただけるお客様を新しい時代に導くという「使命感」を持っています。その為にも、常にお客様の声を真摯に受け止めていきたいと考えています。
東京、大阪でのFORUM終了後は、多くのお客様にフォローアップセッションに残っていただき、直接生の声をお聴きする貴重な機会を得ました。初めての試みであったWeb開催においても多くのお客様からの反響があり、特に地理的な関係で今までは参加されなかったお客様からも様々なお声をアンケート等を通じてお聴かせいただきました。いただいた数々のご意見・ご要望を糧にして私共は引き続きお客様にとって価値のある製品、サービスを提供していきたいと考えています。
来年のFORUMでも皆さまのご参加を心よりお待ちしています。

 

営業推進本部 営業推進部
部長 岩永 信吉

MICRO CADAM、MICRO CADAM Helix は、株式会社CAD SOLUTIONS商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれ各社の商標である場合があります。