第6回「会社合併や海外展開に伴う図枠統一の一括処理​」

 

イメージ:永田
みなさん、こんにちは!
MICRO CADAM道場の師範代を務める永田です!

この道場ではMICRO CADAMを極めるため、実際にお客様へご提供した 個別開発の事例を全8回のシリーズでご紹介します。

第6回目の稽古内容は「図枠統一の一括処理!」です。
今回ご紹介する内容はこれまでの総集編のイメージになりそうです!

 
おぉ!いよいよ総集編ですか!(まだ後2回残っているのに、、、まさかネタ切れ?)
イメージ:営業本部 近藤
イメージ:営業本部 永田
それでは、早速稽古を始めましょう。
近藤初段!今回のテーマにもなっていますが、 会社合併などでなぜ図枠を変更する必要があるのでしょうか?
 
そうですね… 会社合併で一番インパクトがあると言えば、やはり「社名が変わること」でしょうか?
イメージ:営業本部 近藤
イメージ:営業本部 永田
そうですね。
図枠内に会社名が記載されていたり、お客様によっては会社のロゴのイメージ画像を貼り付けているケースもあります。
 
図枠内に会社名や会社ロゴのイメージが貼り付けられている場合は、合併後の社名にあわせて置き換え作業が必要ですね。
今回はこの社名やイメージの一括変換事例ですか?
イメージ:営業本部 永田
社名を変えるだけならば単純な一括変換でいいのですが…。
多くの場合、会社によって表題欄など図枠のフォーマットが異なりますので、『会社合併のこの機会に両社の図枠を統一したい』といったご要望もあります。
 
なるほど。その場合は単純な注記やイメージの置き換えでは対応できないですね。
イメージ:営業本部 近藤
イメージ:営業本部 永田
そうなんです。図枠の書き方も会社によっていろいろあるんですよ。
例えば「特定ビュー上に要素で描いている」、
「FORMAT図面として登録されている」、
「子図で描いて子図配置で貼り付けている」などです。
 
ふむふむ。そうするとやはりお客様の図枠のフォーマットだけでなく、図枠の描き方も含めて個別開発で対応していくのがよさそうですね。
イメージ:営業本部 近藤
イメージ:営業本部 永田
そうなんですね。では具体的に見ていきましょう。
まずは図枠の一括変換です。
これは変換元となる図枠の描き方によって変換対象を特定します。

イメージ:図枠の一括変換

 
先ほどのビューに描かれているケースや子図配置されているケースなどですね。
イメージ:営業本部 近藤
イメージ:営業本部 永田
そうです。
そして変換後の図枠をどのように描くか要件を詰めていき、どのように実装するかをお客様と決定します。
 
新規図面作成と同じ要領ですね。その時に社名なども一括で変換してしまうんですね?
イメージ:営業本部 近藤
イメージ:営業本部 永田
そうなんです。ただ、注記の位置情報が重要です。社名も含めて変換前/変換後で注記の記載位置は図枠によって異なりますよね。変換時にここも調整する必要があります。

イメージ:注記の位置情報を調整

 
注記配置プログラムがここで登場ですね!
イメージ:営業本部 近藤
イメージ:営業本部 永田
そうです。社名以外にも表題欄には情報がありますし、部品欄もありますよね。
各注記の位置情報を変換前/変換後で調整をします。さらに図枠の統一に伴って品番を統一するパターンもあります。

その場合は部品欄から対象注記を抽出し、新旧の品番が記載された品番マスター情報を元に新たな品番に置き換えて注記貼り付けをします。

イメージ:品番マスター情報を元に新たな品番で自動置き換え

 
なるほど。注記情報の抽出まで出てきましたね!
今までの事例で実施していた内容が盛りだくさんです!たしかに総集編ですね!
イメージ:営業本部 近藤
イメージ:永田
CAD’SはMICRO CADAM開発メーカーですからね。
MC図面内の各種要素、そしてお客様の要望に応じた様々な個別開発が可能なんです。
 
これからも様々な事例が出てきそうですね。(第8回以降の道場再開もあるか!?)
イメージ:営業本部 永田
MC道場、最後の2回はMICRO CADAMの重要な開発ポリシーである「図面の互換性」をテーマにした開発事例をご紹介予定です。お楽しみに!

 


 

いかがでしょうか?
今回の事例のようにCAD’Sでは図枠や注記の一括変換、注記位置の調整、注記情報の一括置換など様々なケースに対応することが可能です。

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